はちのへ演劇祭関連について、アミューズに寄稿しましたので、掲載します。

演劇祭始動! らしいね
 田中勉/スペースベン主宰


 八戸市中心街に誕生した「八戸ポータルミュージアム はっち」は、地域の資源を大事に想いながら、まちの新しい魅力を創り出すところ。(出典:はっちHP)

d0227075_17261865.jpg このはっち2階にあるシアター2を活かし、演劇でまちを活性化できないものかと、これまで数回に渡って、打合せをしてきた。
 モレキュラーシアターの豊島さん、ごめ企画の柾谷さん、どらまぐるーぷ川であった長谷川さん、芸能田中組の稔さん・しもさきさん、やませの大館さん、高校演劇関係者からは、川口さん、杉山さん等の他にも、若手演劇人数名も加わり、正に劇団の枠を超えた打合せが行われてきた。
 まずは何よりも、このような企画を考え、10月下旬からの3週間にも及ぶ期間を提供していただいた、はっち側に感謝をしなければならないだろう。
 しかし、場所を提供されただけでは何も始まらない。脚本選びや稽古をはじめ、それらのスケジューリング。演劇祭を成功させ、観客の皆さんや、関わった皆さんが幸せになれるべく、これからが寄り道を何度も繰り返し、一見ムダとも思えるような、気の遠くなるような作業が待ち受けているのである。

d0227075_17271732.jpg 今回の演劇祭の詳細は、間もなく組織される実行委員会から、市民の皆さんへのお知らせがあると思うので、ここではまだ触れることはできないが、先に述べた劇団ごとに作品を上演する形態ではなく、劇団の枠を超えた入り乱れての一つの作品を創り上げていくことが基本になってくると思っている。

d0227075_17272864.jpg その意味からも、先に集まって打合せを重ねて来たメンバーも、火種となるべく熱い思いを持ったメンバーということであり、役者としての出演が約束されたものではない。
 スタートラインには、市民の皆さんも横一線に並んでいる。興味のある方は、是非ご連絡ください。

掲載元(スペースベンブログ)はこちら
[PR]
制作記者発表の内容が、毎日jp(毎日新聞)記事にも取り上げていただきましたのでお知らせします。

毎日jp(毎日新聞)記事へのリンクはこちら

この記事は、YAHOO!ニュースでも取り上げていただいています


○毎日jp(毎日新聞)
・はちのへ演劇祭:今秋に初開催、活気を取り戻そう 出演者公募、高校生の舞台も /青森
毎日新聞 2012年06月13日 地方版

 「演劇のまち八戸」の活気を取り戻そうと、市民有志らが今秋、「はちのへ演劇祭」を初めて開催する。八戸市のポータルミュージアム「はっち」内の小劇場を舞台に、10月下旬から3週間にわたって公募キャストによる長編演劇や高校生演劇などが上演される。

 全国大会で3度日本一に輝いた八戸北高演劇部をはじめ、八戸には多くの劇団や劇場があり、80、90年代は演劇の町として知られた。ここ数年は劇団の数も減ったが、11年に劇場がはっち内に開設されたことを契機に、演劇関係者が実行委員会をつくって準備を進めてきた。

 八戸聖ウルスラ学院高演劇部で顧問を務めていた柾谷伸夫実行委員長は「演劇祭を起爆剤に、演劇で八戸の町を活性化させたい」と話した。

 実行委では、長編演劇に出演するキャストやスタッフ、演劇祭のサポーターを募集している。高校生以上で稽古(けいこ)など活動に参加できることが条件で、八戸市民に限らない。参加申し込みは7月5日までで、同8日にオーディションを行う。問い合わせは電話(0178・22・8228)。【神崎修一】
[PR]
制作記者発表の内容が、YOMIURI ONLINE(読売新聞)記事にも取り上げていただきましたのでお知らせします。

YOMIURI ONLINE(読売新聞)記事へのリンクはこちら


○YOMIURI ONLINE(読売新聞)
・演劇のまち八戸再び 10、11月3週間「祭」
d0260262_21492197.jpg
 かつて「演劇のまち」だった八戸市をもう一度盛り上げようと、市内の演劇関係者らが10月22日~11月11日の3週間、八戸ポータルミュージアムはっちで「はちのへ演劇祭」を初開催する。実行委では「若い人を含めて、たくさんの人たちに参加してもらいたい」と、出演者やスタッフ、サポーターなどを募集している。

 実行委によると、1980~90年代、八戸市内には約10劇団があり、公演を行うことができる会場がいくつもあった。高校演劇では八戸北高演劇部が日本一に3度輝くなど全国トップクラスの実力で、その経験者が卒業後も演劇に携わっていたことが大きかったという。

 ところが、その後、会場が次々に姿を消して公演の場がなくなり、今では常設の劇団は2団体に。「演劇をやりたい」という声は根強くあり、今回、「後継者を育てていくことにもなる」と市民演劇の経験者や高校演劇関係者らが集まり、市の協力を得て企画した。

 演劇祭は、はっち内の「シアター2」が会場。市民長編演劇、短編演劇、高校演劇の3本柱で、特に短編演劇は12作品を予定。15~30分の一人芝居や朗読劇、ダンスを主にしたものなど多彩だ。

 9日に記者会見した柾谷伸夫実行委員長(演劇集団ごめ企画代表)(63)は、「昨年、シアターのあるはっちができ、今ならばもう一度盛り上げていけると動き出した。潜在的に演劇に興味がある人たちの結集の場にしたい」と話す。

 募集の締め切りは7月5日。8日にオーディションを行う。詳細ははっち(0178・22・8228)へ。

※写真は、「演劇にかかわる人の底辺を拡大したい」と記者発表で抱負を語る柾谷実行委員長(前列中央)

(2012年6月12日 読売新聞)
[PR]
はちのへ演劇祭関連について、以前、事務局の柳沢さんから、アミューズに記事を寄稿していただきましたので、掲載します。


「新しい公共」時代の、つくるということ。
 柳沢拓哉/八戸ポータルミュージアム コーディネーター

(1)この欄の担当である某オルタナティヴスペース主宰のben氏より、「最近のことで、何でも良いから書いて。3日で」との指示を受けた。何でも良いって、まあ、あんた。と言いたいところだが、いつも御願い事ばかり重ねている当方として断る余地など有ろうはずが無い。書ける事をぽつぽつと…。
(2)アウトサイダーとインサイダー。ゲリラ的なるモノ(自発性、同時多発性、即時性…)と管理的なるモノ。
これらは現実の世界では、言葉の意味ほどに二項対立関係は無く、創造的にものを創る現場において、どちらも必要不可欠な要素なのだろう。ここ数歳の私個人の有り様は、より内側へ、より責任的に、と踏み込むことを自らに課してきた。生来のO脚が悪化するのも無理は無い。
4月。年度が切り替わり、新たな出会いと別れがあった。昨年後半から、複数の友人知人の新たな挑戦や、軽やかで前向きな姿勢を憧憬することしきりだった私は、今年度はもう少し自分の意思を表明し、吐いたツバを飲み込むことなく、インサイドでもアウトサイドでも成果を残していきたいと思っている。
(3)昨年のはっちレジデンスプロジェクトの一つ、ベトナム人アーティスト、スー・ハイドゥの「デコトラヨイサー」では、盲聾学校の皆さんや市民ボランティアの方々とともに制作し、地元トラック関係者、朝市・陸奥湊関係者、市民ダンサーなど多彩な顔ぶれがアートプロジェクトを形成していった。二重、三重の意味でのボーダレスなプロジェクトである。創り手と受け手、内外が交錯し、逆転する中から、八戸固有の地域資源に新しい光が当てられ、価値が生み出されていく。
(4)今年は、職員としても、一市民としても、継続的なトーク事業をはっちを舞台に実施していく。公式企画では、20人~30人を対象として、市内の様々な方を講師とし、豊かなライフスタイルを提案するような、参加型の小さなトークを月一回程度開催していく予定だ。
また、これまで中心街の活性化について、一緒に活動してきた市民有志の企画で「哲学カフェ」と題した対話型のトークも定期的に開催していく。私も個人的に参加するが、未曾有の震災を経た、価値観の揺らぎの時代。対話の場を通じて様々な気づきを生み出していくことは、八戸という都市のパースペクティヴに深みを加えていくだろう。民間主催でこうした取組みが起こるまちであることを、誇りに思いたい。
(5)ben氏が、最も私に書かせたい事業は、「(仮称)はっち演劇ウィーク」である。この事業は、10月23日から11月12日の秋の3週間に渡り、はっちシアター2で演劇連続上演を実施するプロジェクト。シアターを、シアターとして活用する。【演劇の盛んな街・八戸】を担ってきた演劇人の方々と、高校演劇関係者、そして新たに演劇に携わりたい、という若者が共に創り上げ、上演するもの。
その地点へ向かって、公開練習もあるだろうし、ワークショップやレクチュア・トークもあるだろう。この演劇事業実施に当たり、新しい挑戦をしたい方々を大募集していくことになる。興味を持った方は是非、ご連絡ください!……。と、ここでお話できるのはここまで。
この事業がどのように進んでいくかは、まさに演劇人の方々と共創で取り組んでいくこれから、決まっていくもの。当然、施設としてのスタンスや縛りはある。心地よい緊張感を継続しながら、新たなものを生み出していきたい。こちらの欄で状況をお知らせすることも…あるのかも。自分の首を絞めそうだが。
演劇人の方々と一緒に取り組みできて、若い方々に挑戦の場を提供できる。こんなに楽しいしごとは無い。つくること、つくらないこと。そして共につくってもらうこと。これからも、まちとはっちのキャパシティビルディングに汗を流していきたい。
[PR]
昨日実施した、制作記者発表の内容が、新聞記事に取り上げていただきましたのでお知らせします。
取り急ぎ、Web版のお知らせです。

デーリー東北新聞社の記事へのリンクはこちら

東奥日報の記事へのリンクはこちら


○デーリー東北新聞社
・「はちのへ演劇祭」10、11月開催(2012/06/09 21:45)
 〝演劇の街・八戸〟よ再び―。八戸市の演劇関係者が結集し、3週間にわたり公演を行う初のプロジェクト「はちのへ演劇祭」が、10月22日から11月11日まで、同市の「はっち」で開かれる。9日、はっちで会見した同祭実行委員長の柾谷伸夫さん(63)は「八戸の芝居熱を高め、全国にPRする新たな起爆剤になれば」と意気込みを語った。
 全国高校演劇大会で青森県立八戸北高が3度の日本一に輝くなど、古くから高校の演劇活動が盛んだった八戸市内。特に1980~90年代の最盛期には、高校で演劇を経験した市民らで結成する10以上の劇団が存在し、全国から注目を集めていた。しかし、上演に適した規模の会場が姿を消したことなどが影響し、市民の演劇活動は現在、低迷傾向にある。
 昨年10月、演劇関係者によるシンポジウムが開かれた際、この〝窮状〟が話題に。演劇を発表する機会を設けよう―と、20~30歳代の高校演劇部OBが中心となり、今回のプロジェクトが企画された。
 上演は計11日間を予定。週ごとに、演技経験のある一般市民の短編演劇計12作品、高校生による約1時間の長編劇、公募した市民らが参加する長編劇を上演する。観覧料は未定。
 同市の演劇集団「ごめ企画」代表でもある柾谷さんは「高校と違い、市民演劇ではさまざまな年齢層の観客が集まる。芝居を通じた交流の楽しさも知ってほしい」と話している。
 長編劇への参加受け付けは7月5日まで。問い合わせは、はっち=電話0178(22)8228=へ。(井上周平)


d0260262_19345545.jpg
○東奥日報
・八戸で10月から「演劇祭」 2012年6月9日(土)
 八戸市を「演劇のまち」として復活させようと、三八地区の演劇関係者が今秋、市の協力を受け八戸ポータルミュージアムはっちで3週間にわたり「はちのへ演劇祭」を開く。短編の集中上演や公募スタッフによる長編などを企画。若者を含め演劇愛好者が結集する場を設け、活性化の起点にする狙い。9日、はっちで開いた記者会見で概要を説明した。(大沢幸治)
 10月22日から11月11日まで、はっち内の小ホール「シアター2」で開く。第1週(10月23~28日)は短編12作を各3~4回上演。第2週(11月3、4日)は三八地区の高校生による長編、第3週(11月9~11日)は公募スタッフらによる長編を上演する。実行委は22人で組織し、委員長は元聖ウルスラ高校演劇部顧問の柾谷伸夫さん(63)が務める。
 会見で柾谷委員長は1970年代から90年代の同市の演劇について、高校全国一を経験した八戸北高演劇部の出身者をはじめ高校演劇経験者が活発に活動していたと振り返り「(小ホールなど)会場がなくなったのが大きいが、今はその雰囲気がなくなった。演劇祭が演劇をしたい人が結集する場になってくれれば」と述べた。
 プロデューサーを務める田中稔さん(52)は「大人が(演劇を)どんどんやったほうがいい。若い人がそれに参加すれば底辺が広がっていく」と狙いを語った。
 実行委は7月5日まで演劇祭参加者やスタッフ、支援者を募集する。対象は高校生以上。同8日には、はっちでオーディションを開く。
 問い合わせは、はっち(電話0178-22-8228)へ。

※写真は、記者会見で演劇祭の内容について説明する柾谷実行委員長=9日、八戸市三日町の八戸ポータルミュージアムはっち
[PR]