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はちのへ演劇祭実行委員会 柾谷実行委員長のつぶやきです。


今日、とっても嬉しいことがありました。
14時過ぎ、八戸市美術館から職場に電話がありました。
「柾谷さん、今、坂本小九郎先生がいらっしてるんですけど。」
「行きます!! 今すぐ行きますっ!!」
柾谷は歳を忘れ?て美術館に走りました。

坂本小九郎先生は柾谷の中学1年の時の担任です。
演劇への道は彼からの影響が大きかったと思っています。
長く宮城教育大学の教員をなさっておいででした。
だから、40年以上会っていませんでした。

宮崎 駿監督の『魔女の宅急便』。
ご覧になった方は記憶があると思いますが、主人公のキキが知り合った女画家ウルスラの描いていた絵
あの絵は坂本先生が湊中学校で養護学級の生徒を指導した『虹の上を飛ぶ船』なんです。(坂本先生と宮崎駿監督の奇縁で採用になっています)
勿論、彼は鮫中学校でも『ウミネコの空』という素晴らしい版画を指導しています。

盛岡出身(現在在住)の彼は授業やHRで宮沢賢治のことを熱く語っていました。
今日も「オッペルと象」の話で盛り上がりました。
同行の次男の方は、最近観た映画『グスコーブドリの伝記』に感動していました。

はちのへ演劇祭で『銀河鉄道の夜へ』の上演をお知らせしました。
是非観たいとのこと。
柾谷個人的な想いですが、「これは、気を引き締めて頑張らないと」と思いました。 
八戸に2泊ということで、明日、我が家で夕食を一緒にとる予定です。

(柾谷と坂本先生の関係を述べると、長~くなります=もう充分長い…ゴメンナサイ)

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        湊中生徒の作品                                 『宅急便』に使われた絵

                             八戸演劇祭実行委員長 柾谷伸夫
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はちのへ演劇祭について、田中稔プロデューサーからアミューズに寄稿いただきましたので、掲載します。

「芝居やらねが」
 田中稔/はちのへ演劇祭プロデューサー


d0260262_2244541.jpg 私が芝居に参加したのは意外と遅く25歳の時である。それまでは柔道に打ち込む好青年?であったが、長横町の演劇関係者の集まるあるスナックで寡黙に酒を飲んでいたら素人の私に「君、芝居やらねが?」と当時ワクワク企画という演劇プロデュース企画代表の長谷川直行さんから声をかけられ初めて出演したのが「ニッポンウォーズ」1985年6月9日の公演であった。
 あれから27年八戸ポータルミュージアムはっちで「はちのへ演劇祭」のプレス発表の場に出席している自分がいる。これも何かの縁なのであろう。
 1980年代と言えば、バブルの時代であり全国的にも第三舞台、自転車キンクリート、キャラメルボックス等々新しい劇団ができていったが、八戸でもアララギ派、ワクワク企画、プレカン、我楽多屋、田中組、未成年劇場等々例外なく沢山の劇団ができた。八戸は元々高校演劇では日本一に三度輝くなど土壌はできており、80年以前からも劇団が数多くあり稽古場を所有している劇団もあり稽古場での公演を実施していた。そこに新興劇団ができたからもう大変、酒場では大声で、打ち上げではとっくみあいの演劇論が交わされ、本当に熱い芝居が演じられ、観ることができたのではないだろうか。
d0260262_2261245.jpg しかし、バブルの崩壊と共に劇場が減り、劇団が減り、観劇の機会が減りそして、当時頑張っていた人達は歳が増え、体重が増えて身軽さがなくなってしまった。
 このままで良いのだろうか、歳と体重の増えた人達は思っていたに違いない。そんな時、はっちで演激討論会なるイベントが昨年行われ、ある若い女の人が「今八戸で芝居をやりたいけれど劇団もわからないし、どうすればよいですか。」との質問があった。パネラーの人達はみんなショックを受けた。やっぱり芝居をやらなければ八戸は駄目になる(大袈裟か?)。やろう!

d0260262_2274081.jpg 2012年6月9日 はっち2階シアター2「今年の10月22日から11月11日の3週間、八戸演劇活性化の起爆剤として演劇を上演します。ついては演劇のキャスト、スタッフ、サポーターを募集します。演劇経験は不問です。あと足の長さや顔の大きさについては田中稔を基準に・・・・・」
 今、このアミューズを読んでる君、「芝居やらねが!」




d0260262_2293333.jpg田中稔プロフィール
1959年生まれ1986年「ニッポンウォーズ」で一緒だった下崎博之と二人で「芸能田中組」を結成。「悪魔のいるクリスマス」(作・北村想)で旗揚げ。現在田中組としての活動はしていないが、今年9月7~9日の「酔っ払いに愛を」の中で久々の二人芝居予定。
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はちのへ演劇祭 柾谷実行委員長からのメッセージ第二弾後半です。

 →【メッセージ前半はこちら】


またまたまた話が変わります。
7月21日(土)~27日(金)まで長者山で『森のおとぎ会』が行われます。
今年で89回目です。毎朝5時半ピッタシから始まり6時45分ごろ終了です。
語り手が少なくなってきて困っています。
誰か手伝ってくれる方いませんか?勿論、ボランティアです。
朝5時半開始は大変ですが、1週間のうち1日でいいです。
語ったあと、仕事に行くということになります。
口演童話ということで、お話(童話)を暗記して5分~10分語る形です。
柾谷は老体?にムチ打って、7日間、準備等のため毎朝4時半出勤です。
でも、「南部昔コ」30ヶぐらいを、ここでものにすることができました。
対象は低学年の子が多いので大変ですが、自分のパフォーマンス力を高められます。
待ってますっ!

最後です。
7月1日付けで、柾谷は八戸市公民館で働くことになりました。
6月25日から体慣らしを兼ねて出勤しています。
公会堂・公民館・南郷文化会館を網羅しているのですが、入ってみて感じたことは、当たり前のことですが、
事務方も技術方もみなさん必死だということです。
貸館での仕事ぶりはみなさんご存じだと思いますが、自主事業に対する取り組む姿勢は尋常ではありません。
その他、自分たちでできるメンテナンスは自分たちでやっています。
汚れた壁のペンキ塗りは勿論(ペンキ屋さん?と間違えました)、今週は公会堂の椅子のペンキ塗りを手分けしてやっていました。
柾谷もこれから新しい企画をいくつか立ち上げる予定です。
きっといろんな形でみなさんの力を借りなければいけないこともあると思います。
その時は、宜しくお願いいたします。
例の地下?事務室で仕事をしていますので、どうぞお気軽にお出かけください。
新参者ですので、お茶などは出せないとは思いますが、お待ちしています。

話を元に戻しましょう。
「まもなく銀河鉄道の発車で~す。
 お乗り遅れのないようにお願いしま~す!!」
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はちのへ演劇祭 柾谷実行委員長からのメッセージ第二弾です。
2回に分けて掲載します。
後半もお楽しみに!

いよいよ7月に入ります。8日はオーデション。
本当の意味での“はちのへ演劇祭”の出発です。
頑張りましょうっ!!
ところで、平葭さんの『銀河鉄道の夜へ』を読みましたか。
面白いです。ワクワクドキドキです。
参加者全員の力で成功させたいと強く思います。
話はガラっと変わりますが、みなさんは“かつらな峡”って知っていますか?
平葭さん経営の釣り堀です。いや、釣り堀だけど、ロケーションは大自然の中での渓流釣りの気分です。
奥さんの愛情あふれる湧き水コーヒー、いわな焼干しラーメンが最高です!
(※注 かつらな峡は土日祭日のみ営業。現在は釣った魚の調理のみで、飲食部門はお休みしています)
時間があったら、ぜひドライブがてら行ってみてください。
平葭さん、余計なことを書いてゴメンナサイ。
ただ、僕が言いたいのは、かつらな峡⇔八戸中心街の距離が57kmだということです。
往復100km以上の距離を平葭さんは毎日通うわけです。
距離はどうでもいいのですが、それだけ平葭さんの想いは強いんだと思います。
その想いに僕らは応えなければと思います。

6日の実行委員会で1週目の短編の演出者とある程度のキャスティングをするみたいです。
一升桝には一升しか入りません。
メーンである『銀河鉄道の夜へ』を考慮しつつ、稽古日程等も合わせて、譲り合って、上手にやりくりしましょう。

稽古日程で思い出しましたが、プロデューサーの田中稔さんと事務局の柳沢さんの仕事ぶり、制作の田中勉さんの仕事ぶり、これから演劇集団を立ち上げようと思っている方は、是非参考になさって下さい。
集団をできるだけ長く存続させるためには、集団経営では絶対赤字を出さない、構成員に金銭的な負担はかけないがポイントです。
その意味で、制作・ディレクターの仕事ぶりは大いに参考になります。
あと、スタッフとしての仕事ぶりは竹井由美子さん・山田景子さん(今回は不参加)です。
柾谷はその献身的な仕事ぶりに、いつも感謝、感謝です。これも参考にして下さい。

またまた、話が変わります。
現在、市の委託を受けて、中心街の空き部屋調査をしている方々がいます。
名目は演劇活動など芸術活動の練習場確保のため(だと思うのですが)とのこと。
ちらっと見せてもらいましたが、賃料が例の盛岡のような金額の所はなかったようです。
高すぎて無理です。
管理運営等、難しい問題が山積みなのですが、僕としては、駐車場などのことを考えて、できれば旧柏崎小学校校舎を、最悪旧番屋小学校が使えればと思っています。
“はちのへ演劇祭”のメンバーに稽古等での苦労や思いの調査が入ると思います。
稽古場確保で大苦労しているのは事実ですので、その時、ぜひ「苦労している。困っている。旧柏崎小学校校舎あたりがつかえれば、云々。」
と答えて下さればと思います。強めに答えて下さい……?
少子化がどんどん進んでいます。小学校の統廃合がこれからも出てくるでしょう。
もし、どこかの学校が使えることになれば、僕ら演劇関係者だけでなく、各団体が大喜びだと思います。宜しく、お願いいたします。

 →【後半へつづく】
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3週間、はっちのシアター2は演劇で溢れる。
“演劇で溢れる”
なんだかワクワクする言葉だ。嬉しくなる。

「先生、僕を覚えていますか?」
3月末だったろうか?某書店の職場担当員の声。
元の職場に見たことのある青年が微笑んで立っている。
前任者から受け継いだという。
忘れるわけがない。
彼が高校生のとき、一緒に合同ミュージカルを創った仲間だから。
当時2年に1回、三八地区高校演劇部合同ミュージカルをやっていた。
1つは学校の垣根を取っ払い、他校演劇部との交流をはかること。
もう1つは、これは僕が密かに思い描いていたことだが、
卒業後、これをきっかけに、彼らが横のつながりを得ることによって、
グループをつくり、演劇活動をやって欲しいという思いだった。

ちょうどいい!!
はっちで企画してくれたこの『はちのへ演劇祭』へ誘った。
さっそく彼は、当時の仲間や後輩たちに呼びかけた。
15人を超える仲間が集まったという。
停滞気味だった八戸の演劇界に新しい風が吹き始めた。
その風にあたるのが、今から楽しみだ。

                 八戸演劇祭実行委員長 柾谷伸夫
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はちのへ演劇祭関連について、アミューズに寄稿しましたので、掲載します。

演劇祭始動! らしいね
 田中勉/スペースベン主宰


 八戸市中心街に誕生した「八戸ポータルミュージアム はっち」は、地域の資源を大事に想いながら、まちの新しい魅力を創り出すところ。(出典:はっちHP)

d0227075_17261865.jpg このはっち2階にあるシアター2を活かし、演劇でまちを活性化できないものかと、これまで数回に渡って、打合せをしてきた。
 モレキュラーシアターの豊島さん、ごめ企画の柾谷さん、どらまぐるーぷ川であった長谷川さん、芸能田中組の稔さん・しもさきさん、やませの大館さん、高校演劇関係者からは、川口さん、杉山さん等の他にも、若手演劇人数名も加わり、正に劇団の枠を超えた打合せが行われてきた。
 まずは何よりも、このような企画を考え、10月下旬からの3週間にも及ぶ期間を提供していただいた、はっち側に感謝をしなければならないだろう。
 しかし、場所を提供されただけでは何も始まらない。脚本選びや稽古をはじめ、それらのスケジューリング。演劇祭を成功させ、観客の皆さんや、関わった皆さんが幸せになれるべく、これからが寄り道を何度も繰り返し、一見ムダとも思えるような、気の遠くなるような作業が待ち受けているのである。

d0227075_17271732.jpg 今回の演劇祭の詳細は、間もなく組織される実行委員会から、市民の皆さんへのお知らせがあると思うので、ここではまだ触れることはできないが、先に述べた劇団ごとに作品を上演する形態ではなく、劇団の枠を超えた入り乱れての一つの作品を創り上げていくことが基本になってくると思っている。

d0227075_17272864.jpg その意味からも、先に集まって打合せを重ねて来たメンバーも、火種となるべく熱い思いを持ったメンバーということであり、役者としての出演が約束されたものではない。
 スタートラインには、市民の皆さんも横一線に並んでいる。興味のある方は、是非ご連絡ください。

掲載元(スペースベンブログ)はこちら
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はちのへ演劇祭関連について、以前、事務局の柳沢さんから、アミューズに記事を寄稿していただきましたので、掲載します。


「新しい公共」時代の、つくるということ。
 柳沢拓哉/八戸ポータルミュージアム コーディネーター

(1)この欄の担当である某オルタナティヴスペース主宰のben氏より、「最近のことで、何でも良いから書いて。3日で」との指示を受けた。何でも良いって、まあ、あんた。と言いたいところだが、いつも御願い事ばかり重ねている当方として断る余地など有ろうはずが無い。書ける事をぽつぽつと…。
(2)アウトサイダーとインサイダー。ゲリラ的なるモノ(自発性、同時多発性、即時性…)と管理的なるモノ。
これらは現実の世界では、言葉の意味ほどに二項対立関係は無く、創造的にものを創る現場において、どちらも必要不可欠な要素なのだろう。ここ数歳の私個人の有り様は、より内側へ、より責任的に、と踏み込むことを自らに課してきた。生来のO脚が悪化するのも無理は無い。
4月。年度が切り替わり、新たな出会いと別れがあった。昨年後半から、複数の友人知人の新たな挑戦や、軽やかで前向きな姿勢を憧憬することしきりだった私は、今年度はもう少し自分の意思を表明し、吐いたツバを飲み込むことなく、インサイドでもアウトサイドでも成果を残していきたいと思っている。
(3)昨年のはっちレジデンスプロジェクトの一つ、ベトナム人アーティスト、スー・ハイドゥの「デコトラヨイサー」では、盲聾学校の皆さんや市民ボランティアの方々とともに制作し、地元トラック関係者、朝市・陸奥湊関係者、市民ダンサーなど多彩な顔ぶれがアートプロジェクトを形成していった。二重、三重の意味でのボーダレスなプロジェクトである。創り手と受け手、内外が交錯し、逆転する中から、八戸固有の地域資源に新しい光が当てられ、価値が生み出されていく。
(4)今年は、職員としても、一市民としても、継続的なトーク事業をはっちを舞台に実施していく。公式企画では、20人~30人を対象として、市内の様々な方を講師とし、豊かなライフスタイルを提案するような、参加型の小さなトークを月一回程度開催していく予定だ。
また、これまで中心街の活性化について、一緒に活動してきた市民有志の企画で「哲学カフェ」と題した対話型のトークも定期的に開催していく。私も個人的に参加するが、未曾有の震災を経た、価値観の揺らぎの時代。対話の場を通じて様々な気づきを生み出していくことは、八戸という都市のパースペクティヴに深みを加えていくだろう。民間主催でこうした取組みが起こるまちであることを、誇りに思いたい。
(5)ben氏が、最も私に書かせたい事業は、「(仮称)はっち演劇ウィーク」である。この事業は、10月23日から11月12日の秋の3週間に渡り、はっちシアター2で演劇連続上演を実施するプロジェクト。シアターを、シアターとして活用する。【演劇の盛んな街・八戸】を担ってきた演劇人の方々と、高校演劇関係者、そして新たに演劇に携わりたい、という若者が共に創り上げ、上演するもの。
その地点へ向かって、公開練習もあるだろうし、ワークショップやレクチュア・トークもあるだろう。この演劇事業実施に当たり、新しい挑戦をしたい方々を大募集していくことになる。興味を持った方は是非、ご連絡ください!……。と、ここでお話できるのはここまで。
この事業がどのように進んでいくかは、まさに演劇人の方々と共創で取り組んでいくこれから、決まっていくもの。当然、施設としてのスタンスや縛りはある。心地よい緊張感を継続しながら、新たなものを生み出していきたい。こちらの欄で状況をお知らせすることも…あるのかも。自分の首を絞めそうだが。
演劇人の方々と一緒に取り組みできて、若い方々に挑戦の場を提供できる。こんなに楽しいしごとは無い。つくること、つくらないこと。そして共につくってもらうこと。これからも、まちとはっちのキャパシティビルディングに汗を流していきたい。
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